動物の種類を問わず可能
牛、馬、羊、鹿など動物の種類を問わずクリーニング対応致します(ヘビ革、ワニ革等のエキゾチックレザーは対応できないものあり)。 また、レーシングスーツ、ジャケット、パンツ、グローブ、ブーツ、バッグ、財布など、ほとんどの革製品に対応します。 ただし劣化の激しいもの、特殊な商品構造の商品や著しくデリケートな革の場合にはリスクが伴うため、要相談とさせて頂きます。
家庭で洗濯できる
人工皮革は天然繊維や合成繊維に樹脂をコーティングしたもので、天然皮革とはまったくの別物であり、リフレザーでは対応しておりません。ご家庭でも洗濯できますが(洗濯表示を確認すること)、どうしても落ちない汚れが付着してしまった場合は、一般のクリーニング店へ相談されることをお勧めします。
シーズンオフの保管前がベスト
使用頻度や環境によって差異は生じますが、街着として使用するジャケット等であれば2~3年毎のクリーニングをお勧めします。バイク乗車時に着用するレーシングスーツやライダースジャケットの場合は1~2年毎のクリーニングで皮脂や埃、排気ガスの汚れを落とす事を、長く使い続ける為に推奨します。食事でのハネやメンテナンス時のオイルなどがシミになったときは要相談(落ちないシミもある)。 シーズンオフになり保管前に汚れを落とすことが、未使用期間におけるカビ発生等のトラブルを防ぐ為にお勧めです。
リスクが高いので推奨できない
市販の革専用洗剤を使えば自宅で革製品を洗濯することも可能ですが、デリケートな革質や革の状態によっては高リスクも予想されます。汚れの種類や革の状態に応じた洗剤の濃度や使い分け、ブラッシングの方法や脱水、乾燥に至るまで、革を洗うためのノウハウを知らないと、縮みや傷み、色落ちを招いてしまう事も起こり得ます。愛着ある革製品こそ、プロにお任せください。
いいことずくめででデメリットなし
汗や皮脂、排気ガスの汚れ、さまざまなニオイをきれいに落として清潔にすることに加えてトリートメントまで行えることで革の寿命を延ばす事ができるのがリフレザーのメリットです。洗濯後に撥水加工を施すことで汚れ防止の効果が、ひいては防カビ効果も望めます。
革質や汚れの種類で異なる
革質や色合い、汚れの要因とその浸透の具合により除去の程度は異なります。表層に留まった埃や付着物は落とせるが、内部にまで浸透した皮脂汚れ等は除去困難です。
臭い:体臭やタバコ臭は比較的除去可能だが、香水、芳香剤等の香料は除去困難。
カビ:表面の付着は除去可能だが、カビ菌糸は革組織深くにまで入り込む為「カビの根」が残る可能性は否定できない(事後の保管環境によるカビ再発生のリスクは消えない)。
染み:皮革においては一般衣類の布帛に比較して組織の繊維密度が桁違いに密である為、「染み抜き」の作業が行えるものではありません。全体を丸洗いする中で染みに重点を置いて処置します。
着心地も動きやすさも良好になる
トリートメント行う事や揉み込みが加わる事で柔らかくなる傾向はありますが、革を柔らかくする効果は副次的なものです。洗濯前の革の状態にもよりますが、硬化気味の革に対してはトリートメントすることで革に栄養分が補給されるため、柔らかくなる効果は望めます。油分抜けにより、著しく劣化が進行している革では効果は得られない事もあります。
すぐに対処することが大切
まずは乾いたキレイなタオルなどで汚れを吸い取る。その際、強く擦ってしまうと汚れを染み込ませてしまったり、革の表面をキズつける恐れもあるので、叩く、あるいは押すようにして汚れを吸い取るように注意する。水道水で流したり、アルコール系のウエットティッシュの使用は革を傷める原因となるので厳禁です。
すぐにしっかりと乾かそう
雨天走行後は乾いたキレイなタオルを使って水分を吸い取ったら、直射日光が当たらず風通しの良い場所で乾かしてください。ドライヤーや乾燥機、暖房器具のそばなどで熱乾燥を行う事は、革が熱収縮を起こす事故に繋がる為厳禁です。ブーツの場合は中に丸めた新聞紙を詰めると乾きが早く、型崩れも防げます。
乾拭きやブラッシングが基本
使用毎に乾いたキレイなタオルか専用ブラシを使い、全体の埃や汚れを落とすことがベストです。気になる汚れに対しては、硬く絞った濡れタオル等で叩き拭きを試みる。それでも落ちない汚れには革専用クリーナーを使う事も対応の一つ。革の艶が失われた、硬さが感じされるなどの対応にはオイルやクリームを使って、革に潤いを与えましょう。但し、過度な塗り過ぎには要注意。気になる臭いに対しては、無香料の消臭スプレーを裏地側へ使うことをお勧めします。
注:メンテナンス剤などを使用する際には、必ず目立たない箇所でテストを行い、染みや変色等が生じないことを確認してから使用する事。
風通しの良いところに吊るす
畳む、平置き、積み重ねは厳禁です。ビニールなどで覆ってしまうと通気性が悪くなり、カビ発生の原因にもなり得る為裂けて下さい。加えて、塩化ビニールはクロム鞣しの革に反応して溶け出し、革に付着してしまう事もあります。カバーを使用する際には通気性に優れる不織布を使い、直射日光が当たらず風通しのいい室内で、肩幅にあった丈夫なハンガーを使って吊るして下さい。
太くて厚みのあるハンガーを推奨
肩幅に対して細い、幅があっていないハンガーを使用するとレザージャケット自体の重さで圧力がかかり、革が伸びてしまいます。伸びた革を元に戻すことは困難です。肩の部分が太く、厚みのあるハンガーを使用する事で、ジャケットにかかる圧力を分散させる事が出来ます。細いハンガーしかない時の応急処置としては、ハンガーにタオルなどを巻いてボディを太くすることもできます。