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記事: UK JERSEY RIDERS

UK JERSEY RIDERS

UK JERSEY RIDERS

レザージャケットの専門メーカーカドヤ
自分にとって革ジャンとは「鎧」という概念があり、以前は硬くて重いモノを好んで
いました。
肌に一番近い状態で着たいのでサイズは常にジャスト。中にはTシャツぐらいしか
着られず、冬になれば3kg超えのパテッドジャケットの上から更にアウターを羽織る始末。
動きは宛らロボットのようで、ギシギシ音を鳴らし拘束感に酔いしれる日々。
しかし、徐々に身体がストレスを訴えるようになります。
そこで「ジャージ感覚で着る革ジャン」をコンセプトに構想を練り、三年前に試作
する機会を頂きました。
開発中のモデルJKTにラインとパイピングを施すカスタムでブリティッシュ系のジャージのイメージ。
革はHF N-3B LEATHER に使用されているドラムダイを選択。薄手の柔らかい牛革ですが、
容易に裂けることはなく強度は十分。
厚さは中厚手のビンテージステア(1.5mm)や厚手のオイルソフトステア(1.8mm)に比べ
1.0mm厚と軽量です。
ラグランスリーブの採用により乗車時の運動量は向上。
フロントはジッパーの上にボタン留めのフラップを装備し、袖口のマチ付きジッパーを
併せて使用する事で防風性は高まります。
キルティングの裏地で防寒性もクリアしていますが、真冬はインナーとしても
使えます。(念願)
気がつけば、3シーズン出番はこのJKTばかり。
自分だけでしょうか。年齢を重ねる毎にライト・ソフト・マイルドなどの流れに移行する
傾向があります。革ジャンとか食べ物とか煙草とか・・・
【中村】