コンテンツへスキップ

カート

カート内に商品がありません。

記事: TRIDE RACHING TEAM

TRIDE RACHING TEAM

TRIDE RACHING TEAM

1939 INDIAN CHEAF
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
1962 BSA DBD34 Gold Star
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
オールドトライアンフをメインにレストア、チューニング、カスタム、車両販売を
行っている [TRIDE MOTOR CYCLES]
このショップに集うライダーで結成した
[TRIDE RACHING TEAM]
「メンバーで揃いのレーシングスーツを着てヴィンテージバイクレースに参戦スベシ!!」
だれかの一言、、で話は盛り上がり、
2013年、年明けと共に徐々にスーツのコンセプトが決まり
メンバー揃ってオーダーして頂くはこびとなりました。
この日は、半年に一度のカドヤバーゲンが開催され、
普段工場勤務の我々も総動員で接客販売のお手伝いをするため、
ショップフロアに降り立ちます。
レーシングスーツの仮縫いが準備できたこのタイミングで
フィッティングに来店してもらうことに。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
久保田さん
TEAM TRIDE [西のリーダー]
休日の早朝に地元静岡からレーサーを持ち込んでもらいました。
久保田さんは以前HFブログでレース参戦記をご紹介したプライベートビルダー。
[L・O・C] レジェンドオブクラシックの第二戦、富士スピードウェイからは
このBSA GOLD STAR で参戦。
勿論、この車両も全て彼自身の手によって組み上げられたもの。
第二戦では エンジンもライディングも絶好調でした。
いつも、カッコいいんですよ、、この人は。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
清板くん
TEAM TRIDE [東のリーダー]
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
チャリでも来れる地元在住の彼にもオートバイで来てもらうことに。。
この日乗ってきてくれた 〔INDIAN CHEAF〕 は普段の街乗り用で、
実際レースにエントリーするマシンは〔INDIAN SPORTS SCOUT〕
本来なら実際にレースに出場するマシンに跨っての仮縫いフィッティングが
望ましいのですが、
9月29日のMCFAJクラブマンロードレース 筑波最終戦の出場まで日も浅く
SPORTS SKOUT はレーサーに仕上げる為に TRIDE に持ち込まれており、、、
仮縫いのフィッティング、ましてやレーシングスーツともなれば つくり手としても
出来る限りの事前情報が必要となり、ライディングポジションがレース車両と
ほぼ変わらない、ということで INDIAN CHEAF を持ち込んでもらった
わけであります。
非常にややっこしくなりますが、
清板クンは [生粋のトラ乗り] でもあります。
ジョンソンモータースが市販車のチューニングパーツとして取り扱っていた
レーシングキットの希少パーツ、デルタヘッドを搭載し、チョッパーカスタムが
施された1952年式の 〔TIGER100〕や、
アメリカでオフロードレースのみで使用されていたであろう、
当時の新品ヘッドライトが納車時にくっついてきた 1951年式の〔TR5〕など、、
マニアが飛びつく代物を、
全く気負いなく、ラフに「粋」に乗りこなす、、のが
清板クン ならではの絶妙なスタンス。
けっして真似できるもんじゃありません!
久保田さんが カッコいい なら、
清板クンは カッチョええ、、、です。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
ひとつひとつにアジがあって、、細かいパーツにまで
INDIAN のロゴマークが入ったり、刻印されていたり、、、
メーカーの威信を賭けた、この時代の丁寧なものづくりが窺えます。
どーですか、、、
このカッチョええ タンクビューは。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
清板クンが持ち込んだのはオートバイだけではありません。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
アメリカで盛んに行われていたダートトラックなどの草レース用
でしょうか、
2着ともオーダーの2ピースレーシングスーツ、
60年代頃のアメリカ製。
パキッ とした原色使いのカラーリングが時代を象徴しています。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
当時のレーシングスーツの雰囲気と
持ち込むヴィンテージレーサーとのマッチングをデザインに採り入れ
現在のMFJ公認のスペックが備わるレーシングスーツを製作します。
オーダー仕様書も情報満載であります。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
チーム揃いのレーシングスーツとはいえ
ライディングポジション、その他細部の仕様は個々で異なっています。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
ワンピーススーツ仕様の久保田さん
セパハン、バックステップで [ベタ伏せ 前傾姿勢]
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
ライディングポジションでの姿勢を最優先に考え、
着やすさとフィット感の両立を計るため、
膝の曲がる角度と膝裏のたまり量、、膝中心の位置に対して
膝カップの位置は?、、膝から股下の距離は足りてるか?
ニーグリップ時とバンク中の開脚時の運動量はどうだ?、、
などなど、全身にわたりレース中にどういう姿勢をとるかを
ライダーから出来る限り細かく聞き取り、細部をチェックして
いきます。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
久保田さんとは対極のライディングポジションをとる 清板クン
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
上下セパレートの2ピーススーツが清板クンの仕様
アップハンドルでステップも前寄りとなり
膝の曲がる角度も ほぼ直角です。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
ハンドルの位置が高い分
体を伏せた状態でも肩、肘がほぼハンドルの位置に
残るため、前傾姿勢キープの久保田さん とは異なる
対処が必要となってきます。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
INDIANのピ二オンシートに チョっこり と座って
お父さんにくっついて来た娘さん、なう チャン。
ちょっと おねむ かな~。
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
パタンナーとの仕様確認のやりとりに余念がない清板クン、、、
と思いきや、時折覗かせる 娘さんへのニコニコな笑顔を見ると、
あきらかに わたくしが知っているいつもの ゴキゲンノンダクレセイタクン
とは異なり、いい感じの お父さん でした。
退屈そうな娘さんに、とどめの一言。
「終わったらセブンイレブンいこっか!」
レザージャケットの専門メーカーカドヤ
この笑顔、、です。
【原田】