Pattern making 4
この度カドヤ本店でジャケットをオーダーされた松本様です。
ご覧のとおり通りマッチョな体型の彼は、
修斗(ウェルター級) / パンクラス(ライト級)の元格闘家。
プロのリングで計20戦の経歴だそうです。
彼のジャケットのパターンメイキングをするにあたり、
どのような原型を作製するかを考察してみます。
身体の背面では上部、中部、下部とそれぞれが肩甲骨の大切な動きを担う筋肉
「僧帽筋」が目立ちます。
前面では胸骨、鎖骨から上腕骨に起始停止をもつ「大胸筋」の発達が著明。
大胸筋と隣り合う肩先の単関節筋 「三角筋」も隆起しています。
背面 前面
身体の厚みも常人と違います。
以上を念頭に隆起している部分を原型からマニプレーションします。
不足している部分に直接アプローチすることで、その数値が例えわずかであっても効果は発揮されます。
今回、松本様がチョイスされた表地は、1.8mm厚 艶なしハードステア
フィッティングの良いウエアーをつくり、革の重みをあまり感じさせないパターンが望まれます。
彼なら鉄の鎧でも普通に着てしまいそうですが・・・
以上を念頭に隆起している部分を原型からマニプレーションします。
不足している部分に直接アプローチすることで、その数値が例えわずかであっても効果は発揮されます。
今回、松本様がチョイスされた表地は、1.8mm厚 艶なしハードステア
フィッティングの良いウエアーをつくり、革の重みをあまり感じさせないパターンが望まれます。
彼なら鉄の鎧でも普通に着てしまいそうですが・・・
大まかなアウトラインが出来上がりました。
ここから細かく採寸された数値を参考に調整をかけていきます。
次に袖、衿 デザイン、切り返えなどを入れ、
仮縫い用パターンの作製へと進みます。
松本様 仮縫い合いが出来上がりましたら、またお会いしましょう。
【牛坂】