CHARGE-01
先日、今年はじめての一泊ツーリングにいってきました。
当初の予定と言いますかコンセプトと言いますか意気込みは、" 極寒雪上キャンピング " だったのですが、
もろもろの大人の事情により、エアコン付きバンガロー(マットレス完備)をレンタルする事に予定を変更。
当日の体感温度が想定範囲外であったとして、それが予定を変更した理由のうち何パーセントを占めていたかはさておき、多くを語らずパッキングをすませ出発する大人達、、、
ドドドドドッ
バババババッ
到着したキャンプ場は予想を裏切らず完全な貸し切り状態。
草木は枯れ果て数匹の猫しかいない黄色い大地には、間違いのない開放感と同時に垣間見える空虚さが、絶妙と言うより微妙な雰囲気で、もしかしたら空気を読みちがえてしまったのかもしれない我々一行は、
もう楽しむしかありません。
必要以上に転げ回り
TAIWAN製トランジスターラジオから絞り出される雑音まじりのトムウェイツ、オール’55を聴きながら
60年式ポンピングGIストーブで淹れた一杯のエスプレッソで胃袋を温めると
太陽が沈むより先に赤錆のドラム缶で暖をとり、
薪が燃え尽きた頃
暖房のきいた小さなバンガローに逃げ込み
早々に就寝。
マイナス6℃の翌朝、ガソリンタンクは凍りついていました。
3杯のエスプレッソで体の隅々まで温めると、
さてとそろそろ行きますか。
あっと言う間の弾丸ショートトリップでしたが
仲間と走るひとときは、なにものにも変えられません。
【市島】