着た!見た!使った!『第十四回』ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
着た!見た!使った!『第十四回』
ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
「GPS GLOVE-K」
カドヤさんと言えば何はなくとも革ジャンパーですが、グローブに関しても毎シーズンのようにリリースがあります。そんな中、新たに加わったのがスリーシーズン用のGPS GLOVE-K。これを街乗りからレースまで様々なシチュエーションで使用してきました!
まずお気づきになるであろう、このグローブの手元というか裾の部分。なんとクシタニさんのロゴが入っているじゃないっすか!? 「あれ?カドヤのグローブじゃないの?どういうこと?」……と、お思いでしょう!
実はクシタニさんとのダブルネームで展開しているのです。若者が言うところのコラボってやつですよこれは! 50年も生きていると、面白いものが見られますね~。
まずは街乗りで使ってみました。初めてハメた時点でかなりのフィット感にビビる! しなやかな感触であり、かつ高い強度がハンドルを持った手にビンビンに伝わってきました。
例え軽い立ちゴケでも、手を付いたときに怪我をするのが指先だったりするのでグローブの安心感は譲れないのがナンディさんの信条です。
昔のグローブとは比べ物にならない複雑な縫製がされています。主要部分は高強度ナイロン糸で手型製法&ピケ縫い仕上げということで、まあ細かいことはよくワカランけど、これによって運動性と安全性を両立しているのは認識できます。
掌とマチ部はフィット感と運動性を高めるゴートレザー。プックラしているこのふくらみと柔らかさに高級感あり。操作性に関してもグンバツの握り心地ですよ。
かたや手の甲側は多重構造システムのプロテクションを採用。手首側プロテクターはバックスキンのような素材になっているので、雨天時にはシールドを拭って雫を払うことも出来そうです!
「使い勝手と安全面を高めたレーシングゲートウェイモデル」ということなので、サーキットでのスポーツ走行に耐えられるのかを桶川スポーツランドで実証して来ました。
指の曲がりを強めた立体的な手型製法が施されていることによって、サーキットでの高速度域走行でも安心・安全の握り心地!実証マシンが「スカイかよ!」という声もモニターの向こう側から聞こえて来そうですが、スポーツ走行には変わりありません!!
更にオフロードでも使ってきました!
転ぶことは無かったので転倒による引き裂き強度実証実験は出来なかったのですが、装備が充実していると安心して走ることが出来ます。「安全に走ってね」という意味を込めて、旦那さんへのプレゼントなどにすれば大変喜ばれることでしょう。
ナンディさんも手先の安心と共に、そんな奥さんを欲してます。
クシタニさんでもK-5199 GPS GLOVES IVとして発売されているのですが、そちらでは色合いはツートーンが基本。カドヤさんでは全体をブラック一色としてシックな印象に纏めたスタイルでのリリースだ。
その為、ライダースなどを代表とするカドヤユーザー好みのファッションやストリート系のマシンにもベストマッチ! シックなデザインでレーシングなクオリティを求めるなら、このGPS GLOVE-Kでキ・マ・リ(ウッドボール)!