着た!見た!使った!『第六回』 ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
着た!見た!使った!『第六回』
ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
「コルサデニムスーツ」
レザーウエアの老舗カドヤさんの連載も今回で6回目を迎えました。
「そろそろ革ジャンでしょ?」とお思いの方もいらっしゃるかもですが、まだまだ残暑も残るオータムシーズンということもあり、今回はデニムツナギの『CORSA DENIM SUIT』を着用テストです!
これは旧車からネオカフェレーサーといったスタイルにグンバツに似合うし、腹も冷えない逸品だ!
通常、布ツナギというとこのような作業着的イメージを思い浮かべるだろう。ナンディさんもバイクをイジるときは布ツナギ着用でスマートに作業を進めています。
しかしCORSA DENIM SUITで油まみれの作業を行うのはモッタイナイ!!
先日はビンテージオフロードの走行会があったので遊びに行ってきましたが、CORSA DENIM SUITなら昭和の男にも良く似合う。イベントやレースピットなどの「ココぞ!」という時に着たい、まさに“勝負ツナギ”といったところ。
布ツナギの良さは『すぐに着れて、すぐに脱げる』ところ。レース用の革ツナギを思い浮かべてしまうと着るのも脱ぐのも時間がかかるだろうが、布ツナギは逆に着脱がやりやすい。
おなかがゆるキャン△になった緊急時でも、すぐに「クロスアウッ!!」可能だ。
胸のポケットはボタンでロックさせる昔ながらのシステム。ロングサイズのタバコは格納可能だが、昨今の大きいサイズのスマホは入らない。
男が本気で遊ぶ時にはSNSやら、どうでもいい電話といったものに縛られることは許されないのだ!!
袖口やウエストにはレザーがあしらわれているのが、如何にもカドヤっぽい感じ。
ベルトループも付いているので腰に装備をぶら下げたい派にも都合が良いし、ジーンズや革パンと全く同じ感覚でウォレットチェーンも使えます。
パンツ側のフロントポケットは深めに作られている。どうしても得意先や上司からの電話を受けなければならない人はこちらにスマホを入れておけばOKだ。
丈夫なデニムで作られているが、素材自体がストレッチもするために見た目よりもゴワゴワすることはないのが素晴らしい。
裾はロールアップして着用するのもアリだが、ナンディさんは10cm程度切ってカスタムしてみましたよ。
カットしたい人は自分が使っているブーツはもちろん、バイクの乗車姿勢なども考慮して長さを決めると良いだろう。
尻のポケットは左右共にチャックが付いているので、バイクのシートに座っても物を落としてしまうことはない。
走行後にバイクの鍵や小銭入れを落として男泣きをすることも皆無なため、ライディングに集中できますね。
オフロード走行で泥を被っても、腰から砂が入ってしまう心配はない。
そして汚れたとしてもガンガン丸洗いすることで、自分だけのCORSA DENIM SUITの味わいを作る楽しみがありますね!
デニム素材なのでワッペンなどを付けることでオリジナルカスタマイズも楽しめます!
ちなみにワッペンは新品よりも、一度使い古した物の方が付けた瞬間から味わいが出て良い感じですよ。これは今度『伊藤家の食卓』に投稿しようと思っているオシャレ上級者テクだ。
カドヤフリークならカドヤTシャツをいくつか持っていることでしょう。Tシャツによっては袖に小さなクラウンワッペンが付いているものがあります。
それらカドヤTシャツが古くなってもそこだけ切り取って保管しておくこと。
小さなクラウンワッペンは縫い付けではなくアイロン圧着されているので、布から簡単に剥がせます。
これをCORSA DENIM SUITの袖口に縫い付けてみます。
小さいワッペンは少し縫いにくいかもしれませんがデニム自体は針を通しやすい素材なので、ものの10分足らずで施工完了。
不安な人はカドヤさんで有料の縫い付けサービスを受けることも可能でしょう。
16歳の頃からGベストの補修で裁縫作業をしてきているので裁縫は得意です。
しかしまー、この年になってもまさか自分でワッペンを縫っているとは、30年前には思っていませんでしたけどもね!裁縫上手な彼女が欲しいですね。
袖口にカドヤミニクラウン、胸元には自分が単車に乗り始めた頃から世話になっていたモトショップ五郎のワッペンを。
当時と変わらぬバイクへの想いをリスペクトしつつ。
このデニムツナギなら日常からツーリングなどでも気軽に着用出来ます。数年着こなすことで、スレやカスレも付いてくれば味わいのある一着に出来るハズ!
CORSA DENIM SUITを自分だけの一着にして、やらないか?