やっぱりオシャレは足元からでしょ! - その1 -
やっぱりオシャレは足元からでしょ! - その1 -
老舗レザーメーカー「カドヤ」のアイテムを使って、オートバイ雑誌「Moto NAVI」編集部が最新のトレンドを発信する本誌連動企画。
今回注目したのは、ファッションの基本となる足元。安全性と快適性を兼ね備えたカドヤのキックスをキーアイテムに据えて、コーディネートの幅を大きく広げるスタイリングをご紹介!
モデル 澤野健太郎(バークインスタイル )
写真 烏頭尾拓磨 文 Moto NAVI
最近のライダースファッションは、基本的にカジュアル、もしくはアウトドアの要素を多く取り入れたアイテムが、多くのメーカーから展開されている。もちろん、カドヤとしてもレザー商品だけではなく、防水撥水性能の高いファブリックを使用したアイテムを数多くラインナップ。
実際に身につけてみると、ジャケット、パンツ共に、その質感の軽やかさはレザーアイテムとの相性も良く、これからの温かくバイクに乗ることが楽しいシーズンに向けて、コーディネートの幅を大きく広げてくれる。
遊び心のあるいわゆる「外し」のアイテムをチョイスする中で、気をつけたいこと、それは足元のセレクト。しっかり上下を決め込んでも、シューズやブーツが噛み合っていないと、全部台無し。そんなファッションの決め手となる靴の選び方を、実例を挙げながらご紹介しよう。
全身を黒で統一するコーディネートは、意外と難しい。例えばレザーのライダースを上下で組み合わせるのが代表例と言えるだろう。ただ、そのハードなスタイルは、跨るバイクの車種の選択肢があまりにも少なすぎてしまう。レザーを使わない組み合わせの場合、サイジングを間違えると売れないビジュアル系バンド風に仕上がってしまうことも……。
そこで、Moto NAVI流の外しコーデとしてオススメしたいのは、テキスタイルジャケットと、レザーパンツの組み合わせ。軽く、動きやすいジャケットは、これからの季節にマストアイテム。
ここはジャストサイズをセレクトして、上半身はスマートさを演出。逆に、レザーパンツは少しゆとりのあるストレートやテーパードを選ぶと、ハードすぎないイメージを作ることができるだろう。
白のクレープソールのファビコンは、重くなりやすいブラックコーデを、カジュアルにアレンジするには、もってこい!なアイテム。シューレース代わりのジッパーやカカトに貼ってあるスエードの切り返しをチラ見せすることで、軽やかさにプラス効果も。
カジュアルなジャケットにあわせるからこそ、しっかりと磨いて、艶のある状態の方がより良い「外しのギャップ感」を演出できるだろう。ネイキットやクルーザー、ネオクラシックなバイクとの相性はバツグンだ。
よりカジュアルにストリート感強めに演出したいのであれば、レザーハイスニーカーがオススメ。いまでは、すっかり定番のアイテムとなっているが、その身につけやすいシンプルなデザインは組み合わせの幅を大きく広げているだろう。
サラッとブーツアウトで真っ白な厚手のソールを見せるように身につけてもいいが、ここはブーツインに挑戦して欲しい。太めのパンツをイン?と言われても、違和感を覚える人もいるだろう。
だが、それが外しのポイント。太ももにボリューム感を持たせることで、足が長く見える効果も。こちらは、フルカウルのスーパースポーツやストリートファイターとの組み合わせが一番スタイリング映えするだろう。
オートバイのあるライフスタイルを提案するバイク雑誌
『Moto NAVI』は、株式会社F10 BOOKが発行しているオートバイ雑誌。3月、6月、9月、12月の各24日発売となっています。オートバイに関する情報だけでなく、ファッションやライフスタイルについての記述が多いのが特徴の雑誌です。