- 二千二十二年 - 夏に着るレザーパンチングレザージャケット3選
- 二千二十二年 - 夏に着るレザーパンチングレザージャケット3選
こんにちは、二輪ジャーナリストの相京雅行です。
カドヤの2022春夏新商品の予約販売がいよいよスタートしました。3月下旬ごろから徐々に店頭に並び始める予定ですが、コロナ禍につき、気軽に店舗に見に来てくださいとは言えない状況が続いています。
そこで不定期にはなりますが、製品のディテールや質感をお伝えする連載をスタートしました。第一回の今回は夏に着るレザー、パンチングレザージャケット3着のご紹介です。
2022年のテーマカラーはブルーグレー
今期パンチングレザージャケットは3着用意しています。
従来通りのブラックはもちろんですが、バリエーション展開としてブルーグレーを用意しています。やや青みのあるスモーキーなグレーは、バイクの車体にも採用されることが増えてきている流行りのカラー。
落ち着きのある色味なのでコーディネイトに取り入れやすいのも特徴です。
PL-RAFF
夏でもスタイリッシュに快適に革ジャンを楽しめるようにデザインされた一着がPL-RAFFです。
腕のラインにも注目してみてください。
従来よりもシルエットをスタイリッシュに設計していますが、乗車時の運動量はしっかりと確保しています。
あえて隠さずに露出させた金属ファスナーや襟元のドットボタンなど重厚な質感にもこだわった一着です。
左腕の前腕にファスナーが配されています。
SW-BANSHEE
2022SSにリリースしたパンチング仕様のダブルライダースPL-SWからの派生モデルです。
肩から肘にかけてスポンジをサンドしたパデッドデザインが特徴。
最近ラインナップが増えているアドベンチャー系バイクにも似合いそうです。
万が一転倒してしまった際にダメージを受けやすい箇所に関してはパンチングを小径にしています。
襟もとはシングル同様のスタンドカラーですが、前立てはダブル仕様のセミダブル。
ファスナーを開けた時と閉めた時で大きくイメージが変わるのも魅力です。
ATLAS – PL
今期ラインナップしている3着のパンチングレザージャケット中で最も細身でシャープなデザインです。
細身のデザインでありながら、圧倒的な運動性を実現しているのは背面の肩から伸びるシャーリングの効果です。
湾曲したメインファスナーが個性的。
こちらもSW-BANSEE同様にセミダブルですが、ノーカラーのためシルエットが大きく異なります。
メインファスナー横にはポケットが配されています。
3着共通の特徴
去年初めてカドヤのパンチングレザージャケットを着用して走行しました。メッシュジャケットよりも熱い印象でしたが、風抜けが良く涼しかったので驚きました。
実はカドヤのパンチングレザージャケットの穴径は最大2mmと広くなっていて、風を多く取り入れる設計を採用しています。加えて裏地には吸水速乾素材なのでべたつくことがありません。
プロテクターは脊椎が標準装備。胸を含めた全てのプロテクターはオプションで装着可能です。
メッシュジャケットじゃなく、パンチングレザーをあえて選ぶメリット
パンチングレザージャケットはメッシュジャケットに比べて生地が厚く重みがあります。そのため走行中にバタつきにくい特徴があります。
またメッシュジャケットに比べて引き裂き強度に優れているため、万が一の際には心強い存在です。ロングツーリングの際には相棒に選んでみてはいかがでしょうか?
カドヤのモノ・コトを発信する社内にある編集部
カドヤのあれこれを社内からの視点と時に外からの視点で積極的に発信していきます。