Repair&custom 05
他社製のレザーコート。腕を前に出すと、袖が上がってしまうとのこと。
日常的な動作ではそれほど問題のない、ごく一般的な袖付けがされているようですが、同じ姿勢を保つライディングポジションでは、やはりストレスになります。そこで、ゆとり量を増やすカスタムとなりました。
腕を上げやすくするには、肩甲骨・背脇・脇下から袖にかけての運動量を補うことが重要。
脇下にマチを入れるだけでも効果的ですが、今回の場合、不足している運動量が15cmもあるので、背脇を切り替えてアクションプリーツも新設することに。
それぞれのパーツに必要なゆとり量を分散させて、本体に縫込み。
平置きした状態でも、カスタム前と比べ、袖は腕を広げた姿勢に。これだけ楽に動けるようになっています。
アクションプリーツは、元々のシルエットをあまり崩さずにゆとり付けする有効な方法のひとつ。見た目の雰囲気も変わるので、機能・デザイン 両面でのカスタム効果。
このコートを着た時の、バイクの調子はいかがでしょうか?
走りのフィーリングは「上がった」方がいいはずですから・・・。