
Young.
なにやら気持ちの良い見出しで始まるのは、オートバイ雑誌 「MOTO NAVI」 の最新号。
若者がバイク嫌いなわけないだろう。 と来ました。
革ジャン屋である KADOYA は、所謂アパレル業界に属していますが、同時に二輪業界とも密接に関係する少し特殊なポジションに身を置いています。
なので、方々で耳にする「若者のバイク離れ」という言葉に敏感にならざるをえません。
ただ、個人的には、それがどれほどの現象なのかイマイチ実感できていないところがあります。
確かに、80年代のオートバイブームの熱量は凄いものがありましたし、規制が緩かったことも手伝ってか、中型免許を取得することは大人への最初の一歩ともいえた時代でしたが、その様な一種独特な時代背景とくらべれば、現代のバイク乗り人口の方が正常だったりして。
とは言え、まさか 「若者のバイク離れ」 が囁かれる時代がやって来るなどと、1 mmも想像していませんでした。
若い世代というのが20代前半を指すのだとしたら、あいにく僕の周りにはあまりいない年齢層なので、実際の彼、彼女らがオートバイやライダーに対してどの様な視線を向けているのか、リアルな声を聞く機会も少なく、なのでオートバイに乗る若者 (あまり若者若者いうと、若者に煙たがられるのでしょうね) にピントをあてて特集しているこの雑誌は、なかなか読み応えがありました。
とりわけ面白かったのは、編集者が4人のバイク乗り男子を集めてインタビューをするページで、そこからは彼らの 「バイク乗り感」 が少しだけ垣間見えてきます。
オッサンライダー (勿論、僕も含まれます )に対しての痛烈なコメントが目白押しで、グサッと刺さる部分もありつつ概ね共感できる内容からは、人口は減ったのだとしても案外中身は今も昔も変わっていないのかも、といった印象を受けました。
そうそう、僕の身近にいる若者ライダーのひとりで、ヘッドファクトリーの職人でもある男子が雑誌で紹介されています。
贅沢に2ページも使わせて頂き恐縮です、、、
次世代のバイク乗り達に興味がある方は、是非書店で。
【市島】
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