11月の休日

こんにちは、(株)カドヤ代表の深野です。
私ごとですが、実はバイクレース参戦がとても好きで、先日11月5日に茨城県の筑波サーキットで開催されたTASTE OF TSUKUBAに参戦してきました。

主に昔からバイクと不変的な関係をもつ鉄フレームの車両達や各メーカーがしのぎを削りあった1980年代に製作された車両達が時間を超え、今でもオーナー達の熱い愛を注がれながら現役でサーキットを走るレースです。

私がエントリーしている【D.O.B.A.R.ZERO-3】は、1980年代までに生産された排気量850ccまでの車両が参加できるクラスです。
前回から1年振りで、2017年から参戦し今回で9回目のエントリー。
エントリー台数が少ないこともあってか、戦績は4位・3位・2位・3位・4位となんとか毎回上位には入れています。
本来であればレース前には練習を多く積み、体力増強をして万全な状況で望むものですが、いつもぶっつけ本番になってしまいます。

それでも安心してレースに参加できているのは、車両の製作から現在に至るまでGSX-Rの面倒を見ていただいている群馬県伊勢崎市のBull Docker TAGOSの田子社長の力が絶大です。

私の車両はGSX-R750（1988年型）にGSX-R750RK（1989年型）のエンジンを搭載し、足回り、吸排気、電装系統をカスタムしています。
今回は戦闘力を高めるため大分県のSANTA BIKEさんにてエンジンをスケールアップしました。

そしていよいよレース本番の日曜日。
当日は田子さんをはじめ、車両製作のために協力していただいてるメーカーさんや、朝早くから手伝いに来てくれている知人友人にバイクをコースへ運んでもらい、予選がスタート。
15分という短い時間の中でコースを駆け抜け、決勝グリッドが決まります。

中々バイクに慣れてない状況でしたが予選は冷静に走る事ができ、自己ベストに近いタイムで途中までは一番時計を出しておりましたがその後結果上々の2番手タイムで予選終了となりました。

そして午後の決勝前に、別クラスで参戦の当社パタンナーの牛坂がなんと優勝。

そしてZERO3クラス決勝の時間が近づき、仲間と共にスタート進行からフォーメーションラップを終えてスターティンググリッドへ。

シグナルに赤が灯り数秒後に消灯して決勝レースがスタート

良いスタートを切れ1コーナーへトップで進入、いつもだとその後1～2周目には後続の車両に抜かれてしまいますが、今回はパワーアップしたエンジンと足回りのおかげで7周目までトップを走行しました。

しかし8周目でついにバックストレッチで黄色のドカティに抜かれてしまいます。その直後に後方で転倒があり赤旗（レース中断）が振られ、ピットロードへ戻ります。

レース成立周回を超えていたため、その時は2位でレース終了かと思っていましたが、7周目終了時点の順位が最終結果となり、なんと優勝が決定しました。

形はどうあれ参戦してから初めての優勝。表彰台では初めて一番高いところに登る事ができ、感想は率直に『ちょー気持ちいい、皆さんありがとう』でした。

自分自身KADOYAのツナギを着て、好きなバイクで好きな仲間とレースに参戦、そして優勝、最高すぎる休日。そんな1日をサポートしてくれた商品を宣伝させていただきます。

G2-RD BOOTS

80年代から販売を続ける隠れた定番。当時の選手達も多く愛用し、最近の樹脂製パーツで固められたブーツと違い何よりも必要最低限のシンプルさの中にも安全性、操作感などおすすめです。特に街着のブーツとは違いウェルト部がないのでシフトや繊細なリアブレーキを扱うスポーツ走行には最適です。
長い欠品期間がありましたが入荷しております。

YouTubeライブのアーカイブからレースを観ることができますので、気になる方はぜひご覧ください。

今週末からKADOYA東京本店1Fにてレース車両を展示しますので、ぜひご来店の際には見ていただければ嬉しいです。

SPECIAL THANKS
Bull Docker TAGOS 田子さん　
SANTA BIKE 安東さん/アツシさん/妖精さん　　
BULL DOCK 和久井さん　
渡辺夫妻
ナカジマ シュウイチさん
山口 銀次郎さん
井上玄悟さん
市川さん
船山さん
MC GENMA 石田さん
アシダさん
オクムラさん
K-FACTORY 桑原さん　
SUN STAR 炭窯さん 　
ACTIVE 宇田さん
NITRON
kuma@photoさん
てっぺいさん
鈴木さん
全てのバイク乗りの皆様
カドヤスタッフ
家族
GSX-R750