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記事: DKE650と倉庫街の宝石

DKE650と倉庫街の宝石

DKE650と倉庫街の宝石

はしくれZAPPER乗りパターンナー牛坂、の友人であり CLUB ZAPPER 主催者のT様がオーダーシートバッグ製作の打ち合わせをする為に、やはりZAPPER乗りの御友人二人とご来店。


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この日、休日を頂いておりました私ですが、この後牛坂と落ち合う約束をしており時間的にも好都合であったため、急遽シートバッグ会談に参加させて頂きました。

先ずはシート形状の確認、ウインカーと荷掛けフック間その他各部の採寸、マテリアルの決定。
そして、デザイン細部の話し合い。


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事前にT様からお預かりしていた、とてもラフスケッチとは言えないほど鋭く的確でいて具体的かつ絵心満載な資料を三人でとり囲み、行ったり来たりのグルーヴセッション。私の気分はジャック・ブルース、と言うことはクラプトンは T様だから牛坂は、、、、ジンジャー・ベイカー? 腑に落ちないのでこの設定は無かったことに。


くだらない妄想にふける間もなく T様御一行出発の時間を迎えてしまいました。我々作り手側からのしち面倒臭い意見にもしっかりと耳を傾けて下さり、結局この日は各人それぞれ宿題を抱えての解散。


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直接お話しさせて頂いた事の一番の収穫は、会話の中に転がった " 格好悪さの中にあるカッコ良さ、ダサカッコイイ " のお言葉。

常々感じる事ですがオーダーメイド品を製作するにあたり、正確な数字をおさえ、それをもとに正確な仕事をしさえすればカタチとしての間違いは起こりません、それとて決して容易な行為ではありませんが最も重要なのは、お客様の抱いているイメージをしっかりと受け止め如何にモノとして表現できるか。

T様の大切にされる世界観の先っちょの方にあるダサカッコイイのダの字だけでも私なりに受け取れたと感じておりますがおかげ様で、暫く牛坂とは揉め続ける事になりそうです。

根気強くお付き合いください。




そして、

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ひと仕事終えたワタクシとパターンナー牛坂が向かったのは、新木場倉庫街。


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目的は、ここで開催された


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女子総合格闘技団体JEWELSの試合に出場するある人を応援すること。


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富松選手。


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この方、格闘技をライフワークにする革問屋さんで、我がヘッドファクトリーとも密接な関係にあります。
バトルスーツ、ブラックスター、レーシングスーツなどに長年採用され続けているカドヤを代表するミンクル革をメインに扱われている革屋さんであり、特にこの方はウチの工場長がぜんぷくの信頼を寄せる大事なパートナー。
大怪我されると困りますから。


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少々マニアックな香りが漂う空間でゴングは鳴らされました。


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激闘の末、勝敗は判定に持ち越し。


結果を前に右手を高らかに挙げているところがニクイ。

そして判定は
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WIN!!!!!!!!!  


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この後、勝利者インタビューで彼女はこう言いました。

” 好きな事を継続することが結果に繋がるという事を証明できたと思います。"


言ってくれるぜこの野郎。



【市島】