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記事: レザーメンテナンス

レザーメンテナンス

レザーメンテナンス

レザーのメンテナンスと聞くと大変そうだし、自分でやるには難しそう。失敗したら染みになったりしそうだしやめておこうかな、、、なんて方多いんじゃないでしょうか?

プロにお任せ出来るのであればそれが一番良いのでしょうが、愛着もあるし、自分でメンテナンスをしてみたい。そんな方はこれからご紹介する、基本的なメンテナンスを試してみてはいかがでしょうか。

①ブラッシング

基本的にはシーズン関係なしに、着用後のブラッシングを行いましょう。縫い目の間に詰まったほこりやゴミを落とすだけでも、カビの発生を大きく抑えられます。ゴミが詰まった状態でオイルアップを行っても、ゴミを閉じ込めてしまうだけですので、まずはブラッシングでほこりやゴミを払い落としましょう。

②汚れ落とし

ブラッシングで落ちない汚れを見つけたら、硬く絞った濡れタオル等で拭き取りましょう。強く擦りすぎると、銀面が削れてしまったり、質感が変わってしまう場合があるので注意してください。水で落ちない場合は、ぬるま湯や皮革用クリーナーを使用してみましょう。染みにならないか、見えないところで事前にお試しいただくのが良いでしょう。

③オイルアップ

ここまで来て、ようやくオイルアップを行います。通常メンテナンス時は、①、②までで終了しても問題ありません。オイルの塗りすぎは、カビの発生を促します。

夏場のレザーについては、汗や皮脂が多く付着します。特に首周りや、袖口周り等、直接触れる部分に関しては、着用後に濡れタオルで拭き取ることをおすすめいたします。汗に含まれる塩分により革が劣化し、ひび割れてきたりしますので注意が必要です。拭き取った後は、扇風機やサーキュレーター等で十分に乾燥させましょう。温風を直接当ててしまうと、革が縮む可能性がありますのでご注意ください。

裏地(メッシュ含む)に関しても、濡れタオルで拭き取ることは有効です。可能であればジャケットを裏返して、拭きあげましょう。

ツーリング後に付着している虫に関しても、同様の方法で拭き取ってしまいましょう。放置しすぎると体液が染み込み、落ちなくなる場合があるようですので要注意です。

パンチングレザーに関しても基本的な工程は同じですが、オイルアップの際にペースト状のオイルを使用する場合は、パンチングの穴にオイルが詰まらないよう注意しながら、薄くのばして浸透させましょう。

 

レザーのメンテナンスは奥が深く、極端なことを言えば、同じ革を使用したジャケット2着に同じメンテナンスを続けても、メンテナンスの効果が異なる場合もあるくらいです。皆さま、お持ちの革と相談しながらじっくりと育ててみてはいかがでしょうか。