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記事: 着た!見た!使った!『第十六回』ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート

着た!見た!使った!『第十六回』ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート

着た!見た!使った!『第十六回』
ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート

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当カドヤマガジンをご覧になっている方の中にはハードなカドヤ製レザーウエアを着用している人が多いだろう。しかしナンディさんは常に、カドヤ製のファブリックウエアの動向もチェックしているです。日頃はヘビーなバイクを転がしていても着やすくて脱ぎやすい、そして軽くて動きやすいジャケットがファブリック!

車両を降りた時には身軽なステップを踏むことができるし、何故か戦う漢のレザーフル装備時よりも旅先の宿の女将や土産屋の主人からの目が暖かくなる。そこで今回はレザー以外のジャケットをご紹介してみよう!

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ダブルの革ジャンを持っているならばシングルのファブリックジャケットをオススメしたい。

今回着用してみたのは『NR-S2』ですがこれは以前のナイロン・シングルライダースモデルの『NR-S』がモデルチェンジしたものとなっている。

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ファブリックジャケットなのにバイクで寒空の下、街を流してみても風を通さない。インナーに暖かなものを選べば相当な寒さも防いでくれるだろう。

そして設計がスリーシーズンでの着用が可能なために着回しもしやすいのがまず気付いた利点になっている。それら秘密は内側のライナーにある。

詳しく見て行こう。

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ライナーはジッパーで簡単に取り外しが可能になっているので、冬から春・秋シーズンの時の切り替え時で柔軟に対応が可能。

インナー装着時と非装着では全く暖かさが違うのはもちろんだが驚くべきはそのインナーの薄さ。暖かなのにゴワゴワモッコリとしたシルエットにならないのがとても素晴らしい!

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インナーにはノースリーブタイプの物も多いが、NR-S2では袖まで中綿が入っていることによって暖かいのだ。

素材はキルティングなので肌触りも滑らか。これが空気の層を作ってくれるので冷気は遮断しつつ、高い保温性を確保してくれているのだ!しかしNR-SからNR-S2となった進化はそれだけではない。

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ジャケット本体の方は肩&肘&脊椎にパッドが入れられるポケット付きなので、安全性をより高めたいという人にも納得の仕様。

もちろん胸の左右にはベロクロが付いているためにチェストパッドも容易に着用できる。グローブをしたままでも各ポケットにアクセスもしやすいという部分も良く考えられている。

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脊椎パッドが入る部分から内側の素材を確認してみると、白い部分はポリエステルが使われていた。

これで風をシャットアウトしているのだ。更に外側表面にはストレッチナイロン素材を採用しているので、ライディングフォームによって肘や腰を曲げたりしても着心地を損なうようなこともない。

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KADOYAロゴは左ポケット後ろのタグと首後方のレザーパッチのみというのもシンプル志向を象徴している。

どんな車両にもマッチするシンプルなデザインは今の時代に受け入れられやすい。スーパースポーツから空冷ネイキッド、アメリカンやらミニバイクなどなどマシンを選ぶこともない。これは車両複数台持ちの人にはとてもGOODだ。

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シングルライダースの外観は崩さないのに汎用性の高い高機能モデルということがお分かり頂けただろう。バイクに乗る時はもちろんだが実は四輪に乗る時にも似合うというのも特筆しておきたい。

なんなら電車だって乗れますね。つまりスリーシーズンだけではなく、3つの乗り物に対しても対応可能!

それはこのシンプルデザインなNR-S2だからこそ成立する。お得だ!価格も手頃だし、一着持っていて損はないぞ!!

この記事を書いた人 / ナンディー小菅

各種のバイク誌で活躍しているフリーライター。

最初の著書である「アニメバイク本」がフランスのバイク雑誌「インテグラル」誌で4c/7ページに渡って掲載された時には “OTAKU D’EXTERIEUR”と大々的に紹介された、バイクとアニメの探究者。

サングラスの下にはつぶらな瞳が隠されている。

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