着た!見た!使った!『第十八回』ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
着た!見た!使った!『第十八回』
ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
「BOOTS SOCKS」
「カドヤと言えばレザーウエア」だが、最近ではファブリック的なジャケットやインナーウエアにも力を入れまくっているのです。その中でも「こんなものまで出てたの?!」というのが『BOOTS SOCKS』。なんとカドヤ製の靴下ですよ!!
ロッカーズスタイルなどでも見たことがある方も多いことでしょう!
裾を靴下にインするのは60年代のバイク乗りに代表されるようなソックス文化であり、イギリスで考案されて流行ったスタイル。その後にROCKERSの正装となりえた様式なのです。
カドヤにお話を聞いたところ「元々はイギリスのSEA BOOT SOCKS(漁業用の長靴の下に履くソックス)を用いて、パンツの裾をインさせます。更にブーツの履き口に被せるのが本流です。寒くてジメジメしていて、かつ風が強いイギリスでは重宝したみたいですよ。バイカーのアイコンとしてわかりやすい」とのこと。
なるほど、ブーツに被せて履くとより上級者になれるというワケか! 確かに「オシャレ感UP!」というよりも、「プロのアウトドアの人の雰囲気に近い?」とは思っていたが完全に理解した!!
本場のイギリス品はウールやウール×アクリルのために冬以外は着用しにくいそう。そこでカドヤでは年中履けてガシガシ使えるコットン100%での製品化となった。メイド・イン・ジャパンの小さな靴下編み立て屋さんで丁重に作られているので、靴下と言っても作りは一級品のカドヤクオリティだ!
上部を折り返すTURN OVER履きに挑戦!
これでよりイギリス度を上げられるというワケよ。外車なんて持ってないので「日本車でもイケるんじゃん!」ということを感じ取って頂ければ幸いです。ナンディさんのようにカドヤ製LEATHER HIGH SNEAKERと合わせてTURN OVERさせれば、もはやおしゃれ上級者の仲間入り!!
初心者はソックスインさせておくだけでも、足元にアイキャッチが作れますよ。オシャレ敏感係長を自負するのであれば、ロッカーズ系以外の車種でもドンドン取り入れていくべきでしょう。普段着と合わせて使えるアイテムとなっているのも嬉しいですよ。これからのバイク乗りは『ソックスインして見せる時代』に突入だ!