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ORIGINATOR RACING

Product development story

筑波サーキットで開催されるテイストオブツクバに参戦中の代表をはじめ、他にも複数の社員がレースに参戦するなど、意外にもサーキット活動が盛んな当社。

そんな社員たちの「やっぱりレーシングスーツはラインナップに欲しいよね」そんな一言をきっかけに、およそ15年ぶりとなる新作レーシングスーツの開発が始まりました。

Background

新作レーシングスーツの開発は単なる製品改良の域を超えて、社内の熱心なレーシングファンたちの情熱が形になったプロジェクトとなりました。

過去のレーシングスーツも機能性やデザインは優れていたものの、時代とともに技術の進化や新しいニーズが求められるようになりました。そこで、15年ぶりに刷新されたレーシングスーツがどのような革新をもたらすのか、私たちは期待と興奮を胸に取り組んできました。

KADOYAならではのデザインと技術を融合させることで当社のアイデンティティをしっかりと反映させつつ、最新の素材技術を駆使して耐久性と快適性の向上を目指しました。シンプルでありながらも目を引くスタイリッシュなデザインはサーキットでの存在感を際立たせるだけでなく、どんなレース環境にも対応できることでしょう。

Process

開発にあたり、まずは社員たちの声をしっかりと反映させることから始まりました。実際にレースで使用する社員たちのフィードバックを基に、耐久性、動きやすさ、そして安全性の向上を目指して試行錯誤を重ねました。特に重視したのは、過酷なレース環境でも快適さを保つための素材選びと、体型にフィットするデザインです。

開発が進む中で多くの社員が実際にプロトタイプをテストし、その感想や改善点をフィードバックしました。彼らの経験に基づくリアルな意見は、開発チームにとって貴重な情報となり、最終的な製品に大きく貢献しました。これにより、私たちのレーシングスーツは単なる「商品」ではなく、レースを愛する社員たちの情熱が込められた「プロジェクト」として完成することができました。

Material

レーシングスーツには性能と安全性が最優先される中で、素材選びも重要な要素です。一般的にはコスト削減を目的としてエンボス加工を施した革が使用されることが多いですが、このレーシングスーツではエンボス加工を行わず、革本来の自然な表情を大切にした素材を使用しています。

この選択は革ジャンメーカーKADOYAとしてこだわりのポイントです。エンボス加工を施さないことで、革の持つ本来の質感や独自の風合いが際立ちます。革の自然なシワや色合いが生み出す高級感と使い込むことで増す独特の味わいは、特別な魅力を感じさせます。

パフォーマンスの追求だけでなく、革という素材への強いこだわりを表現しているこのレーシングスーツは、どんなレースシーンでも一目置かれる存在となることでしょう。

Protection

レーシングスーツは転倒と隣り合わせのサーキットでライダーの身を守る重要なアイテムです。

ORIGINATOR RACINGは日本国内モーターサイクル競技規則に適合するMFJ公認(2022)を取得、各種耐久試験にクリアした皮革と各部に装着したプロテクターにより、転倒時の衝撃を吸収し、怪我のリスクを軽減します。(サーキットでの使用時には別途レース用胸部プロテクターならびに脊椎プロテクターを装着してください)

実際の転倒では落下の衝撃だけでなく、硬いアスファルトやグラベルの上を滑ることでしょう。そんな実際の転倒時の衝撃をかわすための突起の少ないデザインもKADOYAならではの安全性への工夫です。

この新作レーシングスーツは、KADOYAの長年にわたる経験と情熱が凝縮された一着です。サーキットでの安全性とパフォーマンスを追求しながらも、素材やデザインに妥協せず、革本来の美しさを最大限に引き出すこのレーシングスーツは、単なる装備品ではなく、レースを愛するすべてのライダーにとって信頼できるパートナーとなることでしょう。KADOYAのレーシングスーツがあなたのレースライフに新たな価値をもたらすことを願っています。