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記事: カドヤの革ジャン四方山話-其の弐-不定期連載

カドヤの革ジャン四方山話-其の弐-不定期連載

カドヤの革ジャン四方山話-其の弐-不定期連載

「革ジャンって寒いんだろ」なんて言わせない。


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どれほど理由を後付けしようとも結局は 「カッコいいから革ジャンを着る」。

そこはバ イクに乗る理由と同じで、革ジャンを着る理由の揺るぎなき不動のナンバー1だと思う。

寒い寒くない、安全か安全じゃないかという議論の前に、まずはその根本は忘れたくない。

「それならば寒かろうが安全でなかろうが、カッコ良ければいいのかよ」という意見もありそうであるが、まあ極端に言えばそうであっ たとしても、さすがにそれだと話が進まないのでひとまず置いておく。

というわけで、今回は「カッコ良くて、なおかつ寒くない」革ジャンについて。

photograph(main cut):Vira
model : Antonio from Italy
編集協力(VIBES)


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ここで大事なのは「寒くない」というところで、「暖かい」ではないということを覚えておいてほしい。

暖かいを求めるならそもそも革ジャン以外にも選択肢は山ほどあるわけだし、もっと言えばバイクに乗らなければいいと思う。

目指すべきは「カッコ良くて寒くない革ジャンを着て、いかにカッコ良くバイクに乗るか」という「粋」であり、ぬくぬく とした「無粋」に用はないのである。

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私たち、カドヤはそのあたりを心得ているつもりだ、あくまで「カッコ いい革ジャン」を「いかに寒くなく着るか」 に長年知恵を絞り続けてきた。

寒さとの闘いこそが我々の革ジャン作りの歴史と言ってもいいほど、そのチャレンジは多岐に渡ってきた。


そして最近取り入れているのが、 革ジャンそのものにある程度以上の「寒くな い」を求めるのではなく、レイヤー、つまり 重ね着により「寒くない」を実現しようとい う考え方だ。

より専門的に言えば、「寒風で 冷やされた上着からのマイナス熱伝導を防ぐために、中間層によりデッドエアを確保し、 体温による暖かさを保つための仕組み作り」 である。

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これをシステマチックに定義化したものが、最先端のアパレルがしのぎを削る軍服というジャンルで、バイク乗りの大好きなUS軍のウエアはもはやそのオンパレードであるが、

カドヤはそこまで極端ではないにしても、その方法論を上手に取り入れ、「革ジャンスペシャル」とも言うべき革ジャンの下に 着るウエアを発信し続けている。

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具体的には「ヒートランパード」(HRT) の各種トップスとインサーモがそれにあたり、 いずれも革ジャンの下に着るべくなるべく薄 手で、それでいて寒くない革ジャンコーディ ネイトを念頭に考えられている。


そしてさらには、そんな革ジャンスペシャルの登場により、革ジャンそのものの防寒スペックを適度に抑えることができるため、ゴリゴリの冬バイク仕様ではない、カジュアル にも映えるスマートな革ジャンをリリースす ることができる、という相乗効果もあった。

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「真冬の革ジャンって走って冷たくなったら 実は寒いんじゃね」と言われたのも今は昔。

カドヤの防寒仕様革ジャンのラインナップに「粋な革ジャン野郎」もほくそ笑むだろう。

POINT-1:袖口を絞る。

手首から風が入って冷たい! そんな声を聞き改善した仕様がこのベルクロ仕様だ。 通常、リブなどの仕様をよく見かけるが使用者の好みで閉める方が良いとこの仕様を採用。

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POINT-2:「個性の象徴肘当て」

肘当ては、その革ジャンの個性の象徴。通常ならタックロールや格子状のものが多いがあえて必要最低限の切り返しでデザイン 引き算の個性を表現。

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POINT-3:万能なポケット

あらゆるものをポケットに入れたいあなた。 このポケットは、通常のアパレル的革ジャンよりも深めに設定しているため多機能に使える。

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POINT-4:存在感のある背中

ロールパットを想像させるダウンパック。 まるで革ジャンのタックロールパテットの様な後ろ姿は男を感じさせる。

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この記事を書いた人 / バイブス編集部

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