② 採寸

ジャケットの場合、約 20 箇所に及ぶポイントをおさえた採寸をしていきます。採寸に精通したスタッフが仕上がりのイメージを踏まえて計測します。

③ 素材選び

革の種類や色をはじめ、裏地、ベルトのバックル、ボタン、糸の色などを、膨大なサンプルからお好みでお選びいただきます。

④ パターン製作

本社工場に届けられた採寸データをもとに、パターンナーが型紙を製作します。この間に細部の仕様確認、決定などを平行して行います。

⑤ 仮縫い

完成した型紙をもとに、本生産前の「仮縫い」を行います。厚手の生地で製作された「仮縫いジャケット」を使い、サイズ、シルエットを実寸で確認します。

⑥ 調整

フィッティング状況をもとに、必要な場合はパターンの微調整を行ないます。その他、使用部材やディティールの確認を繰り返し、本生産の準備を整えます。

⑦ 本生産

打ち合わせ以降の全データがまとめられた縫製仕様書が職人の手に届けられます。「作り手目線」による念入りな最終確認を経て、革の裁断に着手します。

⑧ 完成

革の裁断から始まり、革漉き加工、縫製、そして完成まで、ヘッドファクトリーでは一人の職人が責任をもって仕上げていきます。完成後、パターンナーによる検寸、工場長による最終検品を経て、完成品が工場から出荷されます。