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Articolo: 名古屋店の日常(第十四話)バトルスーツの話

名古屋店の日常(第十四話)バトルスーツの話

名古屋店の日常(第十四話)バトルスーツの話

ここでは、店長「キタ」と新人「しらさわ」によるちょっとタメになる話を名古屋店の日常を切り抜いてお届けします。

第十四話:バトルスーツの話

しらさわ すごいですね、確かにコスプレ感ありますね。
キタ そうでしょ。コレが例のバトルスーツだよ。
世紀末感半端ないでしょ?

※バトルスーツ1 JAC&PANTS (ブーツは既製品:ブラックシールド)

しらさわ 今更ですが、「世紀末感」とは何ですか?
たまに、キタ店長から聞くフレーズなんですけど。
キタ

へ?
西暦で100年単位を世紀と言うでしょ、1901年~2000年までが20世紀。世紀の終わりを世紀末と言うよね。当時はパソコンの2000年問題とかノストラダムスの大予言とかあって、世界が本当に終わってしまうのでは?と、本気で考えていた人もいるらしいよ。

で、そういった不安や狂気が入り混じる混沌とした世界観をエンタメにしたのがマッドマックスや北斗の拳かな。

しらさわ 荒廃した世界で繰り広げられるバイオレンス、熱いバトル的な感じですか。
キタ まぁー、そうだね。当時はターミネーターやAKIRAとかもあって、そういう世界観のエンタメが多かったんだよ。
染み付いちゃってるんだろうね。
しらさわ なるほど。で、モヒカンな訳ですね?
キタ ははは。まぁ、1mmも無いわけじゃないけど。違うよ。

現行モデルのハンマーブーツショートやハンマーグローブ(A)からも
あふれ出る世紀末感、すき。(キタ心の声)

しらさわ 僕には「新世紀」というフレーズの方が聞き馴染みありますね。
キタ

そうか、「世紀末」は若者にはあまり刺さらない感じだね。残念。

あっ、そうだ。念の為言っておくけど、今でもバトルスーツは受注はできるからね。

しらさわ そうなんですか?
キタ

うん。ただ、普通のオーダーと違って制約があるから、その時になったら確認してよ。基本的にはデフォルトの仕様から一部を除いて変更ができないんだ。

あと、モヒカンの人しか発注できないよ!

しらさわ えっ!?モヒカンの人しか発注できないはウソですよね!?
キタ

 バレたか。髪型は自由です(笑)

ただ仕様の制約があるのは本当で、長年作っているからこそ時代に合わせたマイナーチェンジもあるから、受注時は注意が必要だよ。
因みにサンプルは中期の仕様だよ。

しらさわ

う~ん、初めて見るのに「中期の仕様」と言われても何が何か・・・。

迫力があって、今でも受注可能な商品というのはわかりました。

キタ

そういえば、最近はバトルスーツで来店される方も余り見掛けなくなったからね。街中でもなかなか見ないけど、以前バトルスーツをオーダーされるお客様にそんな話をしたとき、「自分はよく見掛けますよ、だからカッコいいと思ってオーダーを考えました。」っておしゃってたんだよね。不思議。

しらさわ 類は友を呼ぶじゃないですけど、そもそもバトルスーツに興味があるお客様の考え方や行動パターンに類似性があるんじゃないですか?
キタ

そうかもね。バトルスーツに限らず、カドヤを選んでいただけるのは「友人の紹介」というファクターの占める割合が意外と多いかもね。

日々の接客には心を込めて努めようね、お互いに。

しらさわ

はい。

ところで、バトルスーツ以外にもカタログには載っていないけど受注可能な商品はあるんですか?

キタ

うん、あるよ。ゴッドスピードやブラックスターといったヘリテイジモデルがあって、いずれもフルオーダー受注可能な商品だよ。

ディテールに関しては昔のカタログに載っているから、一度は見ておいてね。

しらさわ わかりました。やっぱり歴史が長い分いろいろあるんですね。
キタ

僕はしらさわ君との会話でカドヤイズムを紡いでいるんだ。そして、さらに長く続くカドヤにするために、そのタスキを受け渡していくのさ。

しらさわ君も「新人」はもう卒業だね。いつか後輩ができたら、同じように話してあげてね。

しらさわ

わかりました。

ただ、わからないことや困ったことがあったら、引き続きアドバイスをお願いしますね。

キタ

うん。

さあ、お客様がみえたね。

 

(扉が開く音) 

キタ
 あっ、お客様がみえたね。
しらさわ
いらっしゃいませ!
キタ
いらっしゃいませ!


第一部、「キタ店長と新人しらさわ」編はココで終わりです。

いままでご覧頂きありがとうございました。


第二部、「キタ店長とアドバイザーしらさわ」編はいずれまた・・・。

あるのか? ないのか?

 

ではでは、その日まで・・・。



登場人物のご紹介

 
キタ
しらさわ