新しく刻まれる系譜- メグロK3発表イベントに潜入してきました-
今回は普段の業務とはちょっと違う内容で書いてみたいと思います。
ちょっと訳あって・・・ここ最近の話題の一台カワサキ/ メグロK3の発表会に潜入してきました!
というのも、このメグロK3のプロモーションに弊社工場長 市島が起用されており着用の衣装はKAWASAKIコラボレーションの、TCR別注モデルだったりします。
(※こちらの別注モデルはカワサキPLAZA店のみの販売となっております。)
発表イベントには、貴重な歴代MEGUROの車両が展示してあったり
MEGURO創業の地、東京を走る新型K3の写真なども展示されていたり
その他にも歴史的な写真や、今回の新型に合わせたグッズ等も展示されており、その世界観を演出していました。
(※11/20~24日にカワサキPLAZA等々力にて一般特別展示イベントがあるようです)
車両のアンベール、その後には車両開発についての色々な秘話が語られる中
弊社市島も「MEGUROK3に乗ったはじめての一般人」ということで話しに参加しておりました。
<新型MEGURO K3>
現行W800をベースとしながらも、各部にMEGURO独自のデザインや落とし込みがされています。
中でも銀鏡塗装のタンク周りは非常に良い質感で、クラシカルな中に現代らしさと高い技術が垣間見えました。
メーター周りの金属の質感、そしてさりげなく配置されたメグロのロゴも、
車両に跨った時に目に入る部分で、高い質感と共に所有する満足感を与えてくれそうです。
MEGURO というメーカーは日本で一番古い二輪メーカーだったそうです。
そして大排気量と、そこから生み出されるスピードの可能性を追求していました。
KAWASAKIに吸収される形となり、小排気量車を当時は主に生産していたKAWASAKIは大排気量車開発のノウハウを手にし
後に今回のK3の一つ前、K2がMEGUROの技術をベースにKAWASAKIで製作されました。
その技術はW1、Z1、そして今日の大排気量、高パフォーマンスバイクの源流として今に息づいているといいます。
そんな中でMEGURO K3が、子孫にあたるW800をベースとして運命的な復活を遂げ
その途切れていた系譜が、また繋がることとなったのです。
そこにカドヤとして関われた事、
日本で一番古いバイクの系譜の復活に
85周年を迎えるカドヤがほんの少しでもご協力できたことが、
なんだか凄く感慨深く思えました。
時代時代によって進化と移り変わりがあるのがものづくりですが
歩んできた“系譜”を今一度再認識し
温故知新のものづくりをカドヤ企画マンとして、これからも行っていきたいと思います。
そんな風に思えた一日でした。