Mt.Fuji-T.T
こんにちは、原田です。
今週に入って
急激に気温が下がり
東京は最低気温5℃ほど
日中も最高気温12℃ほどで
冬の寒さが到来してまいりましたが
それでも今年は例年になく
11月に入ってからも
ゆっくりと穏やかに気候が移りゆき
秋を実感できる期間が長く続きました。
そんな中
11月上旬に
TRIDE MOTORCYCLES に集う仲間たちと共に
この時期、毎年恒例となっている
富士山トライドツーリングに行ってまいりました。
今年で6度目となった 〔 Mt.Fuji-T.T 〕
始まりは
トライドレーシングチームのメンバー
小山くん、久保田さん、岡本くんと4人で
MCFAJ クラブマンロードレース LOC
シリーズ参戦の反省会と題して
小山くんたちの地元、山梨に集まり
富士山を常に右側に臨み
秋を満喫できる地元道を
朝から夕方まで
しっかりと走ったものでしたが、、、
回を重ねるごとに参加台数が増え
最近では圏央道の開通で
道が新しく綺麗で走りやすいことを理由に
〔高速道カッ飛ばしツーリング&温泉飲み会〕
が定着しております。
年々
走る時間が少なくなり
昼過ぎころから誰からともなく
「飲みて~ッス」の声があちこちから、、、
当初
しっかりと走り込んだ
地元下道の富士山外周路ロングコースを
高速道下車後大幅にショートカットし
宿に向かう大人な習慣へと変わりつつあります。
今年は過去最多13台が集まりました。
TRIDE MOTORCYCLES の社長
大石さんを慕うメンバーが中心ではありますが
憧れの大先輩、ベテランレジェンドライダーが
仲間を率いて初参加してくれたりで
かなり賑やかになりました。
いつものごとく、久保田さんのみ
男気単気筒ベロセットでの参加となりましたが
他のライダーは全てプレユニット
(エンジン、ギアボックス別体式) の
オールドトライアンフでの参加となり
その内リジットフレーム7台
ギンギンのチョッパー
ボバースタイル
オリジナル純度の高い車両や
セパハンバックステップのレーシーな車両まで
同じエンジン型式でも
車体の仕上げは
それぞれ個性的でバラエティーに富み
今から50~60年前の
かなり古いヴィンテージバイクではありますが
飾り物のような大人しいバイクは1台としてなく
皆の開けっぷりが最高に気持ち良かったです。
天気予報は曇りのち雨でしたが
朝9時半
八王子の集合場所では時より日も差し込み
比較的暖かな一日でした。
例年このツーリングは晴天に恵まれ
陸上自衛隊演習場大平原のススキの穂が
大きな波となって揺れる景色や
放牧された牛と野原の背景に
裾野までくっきりと輪郭を露わにした富士山がそびえたち
カラッと澄んだ秋の空気を満喫していましたが
この日は残念ながら
雨にこそ降られなかったものの
高速道御殿場インターを降りて
昼食を済ませた頃には
辺りも厚い雲に覆われ
地元道の右手に常に一望できた富士山の姿は
残念ながら見ることはできませんでした。
しかしながら
天候に左右されずに
変わらないものがあるので、、、
やはり
楽しい、の一言になります。
気心知れた仲間たちとの時間
遠からず、近からずの心地よい絶妙な距離感はやはり
長年の付き合いがあってのことではありますが
ライディング中の互いの車間から始まり
心の距離感までに至るともなれば
それはやはり
同志 ならでは。
一緒にいて楽か?
となれば
そういうことでもなし。
個性派揃いで刺激も強く
常にピリッとした緊張感もあり
特に走行中などは
気でも抜こうもんなら
パパリミッター付きのメンバーにブチ抜かれ
心へし折れて、置いてきぼりを喰らいます。
久しぶりに会う仲間たちは
相変わらず
バイクも人も
乗り方も
力まず
カッコいいし
とどまることなく
いつでも
創造力や発想力豊かで興味深く
自分も負けじと
活動意欲をかき立てられます。
楽ではないけど
心地よい。
そういう空気感があるから
皆といると楽しいんです。
【原田】