・・・・漏る。
こんにちは、原田です。
毎度トライアンフネタで恐縮ですが
しばし、お付き合い下さいませ。
先月中旬、日頃私がトラのメンテナンスでお世話になっているショップ
TRIDE MOTORCYCLES に集うメンバー達と
秋恒例のトライドツーリングに行ってきました。
当日は朝から雨で完全防水仕様。
早朝いつもの集合場所でカッパ集団達と
「雨だね~、今日はゆっくり安全運転ね~」
などと話していたのに、、、
高速の圏央道に入るやいなや
「でた、でたでた、やっぱりか」
スッ飛ばし始めるし。。。
だったらば!
仲間との合流場所の東名足柄パーキングエリアまでひたすら開けっ放し。
殆ど同年代のビンテージトライアンフなもんで
走り出したら抜きつ抜かれつ、やっぱり楽しくて
雨とか冷たいとか、全く気にも留めず
飛ばしに飛ばして。。。
あっという間に足柄パーキングに到着したもんです。
久しぶりに再会した途中合流の友達と挨拶を交わし
タバコに火を付け一服していると
「ガソリン漏れてるし」
仲間達が僕のトラを指さして、聞き捨てならぬことを。。。
「ガ~ン!」
「。。。まじか。」
[こ、こんな肝心な日に。。。」
気分はいっきにガタ落ちしましたが
「石鹸!」
と仲間の一言。
「石鹸? お~そっか、石鹸!!」
希望の光が。
あの日は、パーキングエリア内のコンビニで石鹸をゲットし
早速補修作業となりました。
1950年式、今から67年前に製造されたバイク。
あちこちガタがきて当然で
リジットフレームのこの車両は特に
振動による様々なトラブルが常に付きまといますので
各所、対策には気を配らねばいけないものなんですが。
日頃のメンテナンスを怠ったせいでこんなことに。。
漏れの度合いにもよりますが
ダダ漏れの大きなクラックではなく
ポタポタ程度であれば、このように
割れた部分に家庭用の石鹸をグリグリと擦り付けるだけで
不思議なことに、見事に漏れが止まります。
しばらくの間ガソリンタンクは
スタッドボルトでフレームと固定せず
現場で仲間から頂いた荷積み用のゴム紐で
やんわりとタンクを固定。
パーキングエリアで補修作業をし
その後、しばらくはペースダウンして走りましたが
なんせ、このカッパ集団容赦なく飛ばし続けるもんで
気付けば結構な開けっぷりに。
雨にも負けず
ガソリンにもまけず
エンジン振動にも負けず
御殿場の昼食タイムの駐車場でも
その後の朝霧高原の休憩場所でも
はたまた宿泊先まで
ぴたーっと、漏れは止まってくれておりました。
応急処置とはいえ
石鹸とゴム紐、かなりの効果がありましたが。。。
石鹸での対応は
あくまでガソリン漏れを一時的に止めるための応急処置で
その後、走行を再開させるのは基本やはり NG ではないか、と。
反省。
【原田】