刻む、流れる
かれこれ4、5年前位からでしょうか?
若かりし頃は時間に縛られたくないという理由だけで着けていませんでしたが、流れる時間だけでなく刻む時も大切にしようと時計を着けるようになりました。
時間を作るという意味も理解してきました。
そうそう、ライダースジャケットと時計には相性がある事をご存じでしょうか?
ライダース着用時にダイバーズウォッチ等の金属製ベゼルが付いている時計をお使いの方は気をつけて下さい。
時計は袖口に被さっている状態ですのでベゼルの角部分と袖の裏地とで擦れ合い裏地が弱ってしまいます。
耐久性のある裏地を使っているモデルであっても、袖口内側の縫製糸に引っかかり切ってしまう事もあります。
また時計ではなくグローブの話になりますがベルクロテープが付いている物を使っている方は、しっかりとベルクロテープを重ねて下さい。
しっかり重ねないままジャケットの袖口に入れるとベルクロテープがやはり裏地をゴシゴシしてしまいます。
気になった方は一度ジャケットの袖口を捲って確認してはいかがでしょうか。
時計は時を刻み、ライダースジャケットは皺を刻みます。
どうやら久しぶりにこれに袖を通す季節が来たようです。
・・時を止めてしまったこのオートバイの針はいつ動きだすのでしょうか。