2014 L.O.C ROUND-1
2014 MCFAJ クラブマンロードレース第一戦が 4月20日(日)に
筑波サーキットで行われました。
[L.O.C]
LEGEND OF CLASSIC
HISTORIC MOTORCYCLE ROAD RACING SERIES
レース本番の一週間前の天気予報では 雨 となっており
若干テンションが下がりぎみではありましたが
レース前日に予報を裏切り、天気は一変し 晴れ
当日も 曇り の予報へと変わりました。
ただ、例年のこの時期にしては
朝から気温も低く、パドックのテントではストーブが活躍する チョイ寒 コンディション。
1940年製
[INDIAN SPORTS SCOUT]
サイドバルブ42度 Vツイン
排気量750cc
空冷エンジンの機能美
シリンダーヘッドのフィンが
なんとも言えない造型です。
純正は 左スロットル、右シフトですが
右スロットル、左シフトへと移設。
タンクは
小排気量500ccの
インディアンポニー用を装着
シフトノブひとつにしても
カッコいいんだな~。
マシンのオーナーはHFブログに度々登場して頂いてます 清板くん
L.O.C PRE50 のクラスにエントリー。
1950年以前に生産されたマシーンがこのクラスのエントリー条件であります。
本来、清板くん のこのマシン
MCFAJクラブマンロードレース内で 同時開催されています
A.V.C.C
[ American Vintage motorcycle Competition Clubman roadrace ]
にエントリーするのが一般的でありまして
殆ど英車や日本車で構成された[L.O.C]でのエントリーは
言わば、
完全アウェイの敵地に乗り込んできた一匹狼の 道場破り、、。
L.O.C全62台エントリー中
アメ車 はこの一台のみ。
英車や日本車に混じって
アメ車でどこまでパフォーマンスを伸ばせるか
チャレンジ精神満々。
清板くん とは
そういう男 です。
L.O.C はエントリー数が多いため 2枠レースが設けられ、
前半クラスに出場の清板くん の応援を兼ね
我々3人も早めにのり込んでまいりました。
写真手前右より
・私、原田
[1969年製 TRIUMPH TR6R(改)] ヘビーウェイトB にエントリー
・久保田さん(レッド・ホワイト/レッド)のワンピーススーツ
[1964年製 Machiless G50] セニアA にエントリー
・岡本くん(TEAM TRIDE)ピットクルー
愛機はTRIDEチューンのTRIUMPHチョッパーとBSA GOLD STAR
・小山くん(レッド・ホワイト/ホワイト)のツーピーススーツ
[1961年製 TRIUMPH-T120R] ヘビーウェイトA にエントリー
・よっしー(TEAM TRIDE)ピットクルー
愛機はTRIDEチューンの2機のTRIUMPH
そして
・清板くん(レッド・ホワイト/ブルー)のツーピーススーツ
上半身のジャケットはTEAM 皆お揃い。
パンツは各自 自由な配色で。
背中上段には それぞれのニックネームと
KADOYA RACING のロゴが縫われています。
揃いのレーシングスーツを着て TEAM の結束力が高まる中
もはや一人 とり残された私。
次回参戦までには必ずや!
前回同様
今回も よっしー が清板くんをサポート
よっしー の優しい性格がにじみ出ている2枚の写真
スターティンググリッドに付き
エンジンスタートを終えた清板くんを静かに送り出します。
いよいよスタート
パドックからは 後半出走のメンバーたちが揃って清板くんのスタートを見守ります。
前回のデビュー戦は
予選のマシントラブルで無念のリタイア
今回は予選、決勝と快調にラップを重ね
前傾姿勢のレーサーが多い中
ハンドシフト アップハンドルのアメ車が一際目立っていました。
完走!!
1940年製
今から74年も前のバイク。
現存しているだけでも凄いのに、、。
TEAMメンバーとはいえ、個性の強いそれぞれは
良きライバル。
クラスは違えど 混走で同時スタートとなれば
TEAM内でもライバル心を燃やし、競い合います。
ですが
ヴィンテージバイクを愛し
ヴィンテージバイクレースを愛し
「志」を共にし
TRIDE に集まった このメンバーと
レース参戦出来ることの喜びを
レース出走前のこのスナップ写真を眺めながら
あらためて実感じました。
この日の思い出と この写真は
私の生涯の宝 です。
【原田】