着た!見た!使った!『第四回』ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
着た!見た!使った!『第四回』
ナンディ小菅のカドヤレザー実践レポート
「THOMPSON」
カドヤのファブリックメッシュジャケットの新商品である『THOMPSON』。
これは一見すると「メッシュジャケットのようにも見えますが単なるメッシュジャケットではなく、ジャージのようだがジャージじゃない!」
という少し変わりダネのメッシュジャケットなのです。
まず、肩から降りる2本のラインがジャージのような見た目
(分かりやすく言うならば仮面ライダー新1号をイメージして頂きたい)。
そして生地もジャージのようなストレッチするメッシュ素材を使用している。そのためフィットするタイトなラインで着こなすのがおススメでしょう。
ナンディさんはいつもの肩&肘&脊髄、そしてチェストのフルパッド装備なのでLサイズでベストマッチング(パッド付けないならMサイズ)。
袖などに付けられているジッパーはカドヤオリジナルのスライダーを使用していて、開閉は軽くて実にスムーズ。
メッシュ地だけでは裏地がジッパーに噛み込みやすかったりもするのですが、レザーのベロが内側に付けられているためにそんな事態も回避されています!
胸ポケットはキャンセルされているのですが、これもジャージっぽいデザインにするための仕掛けだろう。
そんな左胸にはNEW AGEと刻印されたレザーワッペンがさり気ないオシャレ感を演出。
各種プロテクターは別売りなのですが、チェストプロテクターは簡単に脱着できる仕様になっているので、
脱ぎ着するときにもモタツクことはありません。それでいてズレないようによく考えられていました。
フロント側の折り返しにもレザーがあしらわれています。各ジッパーはタンクが傷付かないようになっているのもライダーファーストにデザインされている証ですね。
まあ、その辺りは流石のカドヤ製と言ったところだ!!
背中の脊椎パッドはバイクを降りたときにもさして目立たないでしょう。
素材はメッシュジャケットだとどうしても網目がメッシュ&メッシュしている感じになったり、テカリが強めに出てしまいガチなのですが、マットでシックなので普段着に近い感じで使えるのが◎。
一度現物を手に取って見比べてもらえれば、他のメッシュ素材との違いに気づくことでしょう。
跨って乗車姿勢をとっても背中や腕が突っ張ったりすることは無い。これぞストレッチ生地の強度の高さと、デザインが勝利への鍵だ!カドヤ創立85年の歴史は伊達じゃないってことよ!!
吸水速乾性もあり、ツーリングでたっぷり汗をかいても形質変化が少ないので洗濯にも余裕で耐えられます。
メッシュジャケットもきちんと洗濯して、清潔感をアピリながら着こなしたいものだ!
夏のバイクウエアはワイルドに使えてスタイリッシュに!
そんな新世代に突入しているのだ!!