JAPANESE APRON




【帆前掛】日本古来の前掛け。腰に巻き体の前面に下げて、衣類の汚れを防ぐ布です。

縦長の長方形をした布の上部に腰に結ぶための紐をつけた単純な構造。


藍色に染め上げられた布は使い込むうちに、デニムと同じような色落ちを
楽しむことができます。

白く染め抜かれた商店の屋号や家紋。さまざまなデザインも魅力的。





3年間使用した記念品のカドヤ前掛け(非売品)

丈は一般的な長さでひざ下まであります。

この長さは衣服の汚れを防ぐことの他に肩を守る役割も担っています。
以前は酒屋・青果店などの業者が流通で使う箱は木箱が主流であり、
運ぶ際に前掛けの下部の布を肩にかけて使用していたため。

また物を落とさないように運ぶ時にも使われていました。


そのような使い方が減った現在では丈を短くしたり、ポケットを備えたものもあります。

カドヤ製品の短帆前掛がそのタイプです。



これは道具を差せるようにカスタムを施し、2年間使用したもの。

使用頻度の高い道具がいつも身近にあり、とても使い勝手のいいアイテム。

腰に巻いて紐を締めることで気が引き締まり、仕事に臨むスイッチが入ります。


古くは室町末期ごろから女子の仕事着として生まれた前掛け。
当時は若い男が意中の相手へ贈るものとして用いられたとか。

男女問わずプレゼントにいかがでしょうか。使い道はさまざまです。


本社ビルの隣で内装工事をしており、カドヤユーザーでもあるF様は
ご夫婦でご購入頂き、現場で使用されています。



前掛け・お二人共にとてもお似合いです。



短帆前掛 ¥3,150(本体価格¥3,000 )
http://www.ekadoya.com/SHOP/8931-0.html


【中村】

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