革の経年変化

H.MITSUSHIMA

大阪店スタッフ

2022.04.15

皆様がお持ちの革ジャンや革製品はどのように変化し、どのような表情を魅せているだろうか。

鞣し方法や顔料仕上げかそうでないかなどにもよって変わってくるが、

着る人や着る頻度、着る環境やメンテナンス方法などによって同じ製品であっても

一つとして同じようにはならない。

店頭に並ぶ革製品を見る機会があれば、ファーストインプレッションで決めるのも

もちろん良いが、そのものの経年変化をイメージしながら選ぶとより一層楽しい。

今回は、カドヤ製品の経年変化を一部ご紹介していこうと思う。


・HF/AW-1VS:ヴィンテージステアを使用

「底艶が出る」と表現される使い込むほど深まる風合いと、柔軟で高い強度と水に強い特性を持つ。


(13年着用)


・Ad9R:オイルドヴィンテージステアを使用

オイルを多く含み強度もあるが、しっとり透明感のある独特の味わいがある。


(着用前)


(1年3か月着用)

着用と共にできるシワや、擦れによってできる色合い。

それらが少しずつ刻まれることによって味わい深い一着となる。


・KA-VOGEL:プルアップオイルレザーを使用(アッパー部)

革を引っ張ったり折り曲げた時にオイルが染み出し、表面の色合いが変わる

「プルアップ効果」が名前の由来。

手入れをしなくても革の表情に豊かな変化をもたらす。


(着用前)


(7年着用)


私たちが普段店頭で見ている綺麗な革製品は、”未完成なもの”と言える。

そのくらい経年変化した革製品はとても魅力的なものである。

同じものが時間をかけ、唯一無二のものへと変化していく。