The ability of people

KADOYA 本社工場スタッフ

2018.11.09




11月も半ばに入り 東京での紅葉の見頃が間近となりました。

朝晩は冷えますが 革ジャンを着ていて暑くも寒くもないベストシーズン。

個人的に一番好きな季節です。


そんな中 七分丈のインナーが欲しくなり 
先日 老舗の祭り専門店が点在する ここ浅草にて「鯉口」を購入。


目的は鯉口のみで入店したのですが 魅力的なアイテムについ目が移り
手ぬぐいやら履きものなどを手にした状態で ようやく鯉口エリアに到着。





サイズは小・中・大となっており 女性の店員さんに声をかける
(なぜか女性しか見たことがない・・)

「172㎝・65㎏なんですが サイズは中ですかね?」 と聞くと 「大ですね」と即答・・・

近年ボアアップ気味の私ですが、いよいよ「大」か・・・
「ちょっと大きいんじゃないかなぁ・・?」と躊躇していると

「175㎝でしたら大ですね。着てみますか?」


あれ?!さっき言ったはずなのに・・・「172㎝です」と言うと

店員さんは私を見据え ちらっと足元を見た後「あっ、靴ね・・・」と一言。

ドキッとしました。その日に履いていたブーツのソールは厚底仕様・・・


試着してみるとジャストサイズ。買い物を終え気持ちよく帰宅したのですが
どこか さっきの事が気になっており、ノーマルのソール仕様のブーツを取り出し比べてみる。

3㎝の差!! 怖っ・・・というか感動!!





私もモノ作りをしていると 衿の高さやステッチの幅を見て 
1ミリの差に気づいたりする事はあります。職業病というか勘・・?

どんな仕事や日常においても 意外とそういう場面はあるのでは?


しかし、長年培った経験があるとはいえ 見ただけで身長が分るものかな・・?


そう言えば・・

カドヤにも測らずとも相手の腿周りや胸幅などを言い当てるパタンナーがいるなぁ・・

もしかしたらカドヤの販売スタッフの中では身長を当てるぐらい朝飯前だったりするのだろうか?

そうに違いない。たぶん。きっと・・






話は変わりますが 近年、AI(人工知能)の発展は底知れないものがあります。

以前は映画の中の話だったものが 近々現実となり得るような・・・

それはとてもワクワクする事であり ある分野においてはとても楽しみ。

その反面 不安な点も・・・

プログラム外に関しては対応できないロボットに対し 自ら考える力が備わっており自発的に発展していくAI。

と言うことは 私たちのモノ作りは全て機械化されてしまうのか?採寸や販売をする
人間は必要なくなる?
ソールの高さや服の厚みも考慮し、人のサイズを測定する事なんか余裕なんだろうなぁ・・


そうなると人間は無力でしょうか?

いやいや 人の力ってこんなものじゃない筈。たぶん。きっと・・・


【中村】